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出荷されるまで

渡利かきの養殖工程

​【産卵】

6月中旬から牡蠣が産卵し、牡蠣の子供が2週間程度海中を浮遊します。

【採苗】

7、8月 牡蠣の子供は硬いものに付着する性質を利用し、頃合いを見計らって、コレクターと呼ばれる採苗器を海中に沈めます。以前、採苗不調で他産地の稚貝を導入したところ、ほとんど死滅してしまったことから渡利かきは、ここで採取した稚貝しか育ちません。また、真水に強い特徴から稚貝の出荷を全国に行っている。

 

【養殖期間】

付着したばかりの牡蠣の子供は、台風などの大雨による淡水に弱いため、海水のところまで、深く沈め、海面近くまで海水となったら、浅く吊り直します。深吊りの状態で放置しないで浅く吊り直すのは、ホヤや藻などの付着物から牡蠣の子どもたちを守るためです。

採取した牡蠣の種を秋頃からロープに一定の間隔を開けて通し変えて、筏に吊るします。翌年の冬まで、手間をかけて、大事に育て、

 

【収穫から出荷】

紫外線殺菌槽にて浄化後、「生食用かき」として11月ころから3月まで出荷しております。

全国でも同じ漁場で種を取ることから出来る漁場は、数えるほどしかなく、非常に恵まれた、貴重な漁場です。

Chef Nicholas

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